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思いついた時に、雑に記していくブログ

飲み会をしたくて堪らないこの1年

 

約一年前、結婚を機に東京から地元の宮城県へと転職・引っ越しをした。

 

1月に前職を辞め、2月までに引っ越しや手続き諸々を済ませる。

いざ働こう、そして職場の同僚と仲良くなった暁には飲みにでも行こう。

 

そう思った矢先での、コロナウイルスである。

 

「夏には収束しているであろう」「やっぱ全然落ち着いていないから緊急事態宣言の再発令」「そんな中での東京オリンピックの実施の是非」とぐるんぐるん回り散らかしている日本。

2021年2月現在、起伏はあるが現状はやはり落ち着いていない。

 

 

飲みニケーション

飲みニケーション

 

 

東京での前職は、新卒で入職。中々の体育会系で、先輩とよく飲みに行った。

最初は「連れて行かれた」が正しく、もう苦痛で苦痛で仕方なかったのが本音だ。誘われて「ちょっと今日は、、」というと先輩からは「今日は、何があんの?行けないの?」と詰められては結局参加させられ、そしてつまんなそうな顔をしては先輩に説教され、さらに笑顔が消える。という、近代の若者が陥る典型的な”ダメムーブ”にハマっていた。

 

 

でも、

説教されながらもそんなこんなで付き合いを重ね、よく誘ってくれた先輩とはすっかり仲良くなり、親友の域までになった。

 

入ったばかりの頃は複数人で飲みに行きつまらない顔をしていた自分が、その先輩を誘い飲みに行くまでになった。

 

自分は、すっかり、「飲み会」が好きになった。

 

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新しく入職した先では、そんな先輩どころか、機会さえない。

 

当然だ。コロナウイルスのせいだ。

 

ひたすらに、あの頃が懐かしい。

 

時に仕事の愚痴を言い合い、時に「こうして仕事をした方がいい!」と言い合い、はたまた互いの趣味や恋愛話をしながら、飲み交わす。

たまに喧嘩もして熱くなり、ついつい飲み過ぎて、、次の日にはあまり覚えていない。

 

飲み会は時間もお金もかかるし、無駄だらけである。最近よく見るビジネス系YouTuberは、「飲み会に行くな!定時で上がって副業や自己研鑽をしろ!」と必ず言う。耳タコだ。んなことわかってる。

 

最初は「飲み会が嫌いな部類」だった側なので、嫌な人にとっては本当に嫌なことだってのも、分かる。

 

でも、顔を合わせて、食べて飲みながら話して、喧嘩して、気付いたら帰宅していて、翌朝には記憶が曖昧で、二日酔い。

その時は最悪だが、でも。それがどれだけ好きだったか。

 

無駄っちゃ、無駄だ。無駄だらけである。沢山お金と時間を消費し、結局は覚えていないし体調は最悪。

 

でも、「あれ楽しかったよね?!」や「これ話してたよね?!」っていう答え合わせの時間ももはや愛おしいし、「覚えてないけど、高揚感だけはある」が何よりも心地よい。

 

 

 

そして結局、「リモート飲み」なんかは代替では無くて、「我慢」である。

 

家で飲むのも、当然楽しい。愛する家族と向き合いながら、好きなものを食べ、飲む。普段話せないような照れくさいことなどを、お酒の力を借り、話す。と思ったら突然真剣な話もしたり。向き合う時間が増える。

友人と飲みたい!そんな時は、LINEやzoomといったものを使用し、リモートで繋がる。たまに「あれっ?!フリーズした?!」みたいなのを挟みながら、楽しむ。

 

でも、でも、、、!!やっぱり、、、!!

居酒屋のあの酒臭さとタバコの臭いが混じった臭いや、バーの薄暗い雰囲気で酔ったり、、、それが今となっては最高に嬉しくて楽しくて。どうしてもリモートは、それには敵わない。

 

友人と飲みたくてリモート飲みを設置しても、側には家族が居る。家族は飲み会の会話を聞いて心地良いだろうか。気にしないだろうか。この話題を出していいのだろうか。「気にしないよ!」は、「気にしている」と同意義だと私は考えている。余計な心配や配慮はしたくない。結局自分は、「お店での飲み会」が好きだ。

 

 

 

みんな分かってる。

 

リモートなんかは仕事だけにして、早くみんなで顔を合わせて飲み会をしたい。バカ騒ぎがしたい。たまにお酒でハメをはずしたい。

 

早くあの頃の日常を取り戻すために。みんなでまた一丸となって、生き抜きましょう。

 

(ちなみに、飲み会は好きだけど、上司の「接待」「気遣い」を要する飲み会は嫌いである。そこだけソーシャルディスタンス。)

 

 

 

 

 

 

 

SnowManにハマったらジュニアも気になりだした話と、勝手にLDH勢と比較してしまうお話

 

sugarrr.hatenablog.jp

 

 

、、、というわけでハマった『Snow Man』。

 

Snow Manを初め、奥さんと様々なメディアを通じて発信されるジャニーズグループを見て

 

SixTONES』を知り、

『推し』を知り、

『関西ジャニーズ』を知り、

 

ついには『ジャニーズJr』を知ることになる。

 

この『ジャニーズJr』を知ることで、さらにジャニーズへまだまだハマることを知らずに、また沼に踏み込んでいく。

 

 

 

『ジャニーズJr』とは、

ジャニーズ事務所に所属するタレントのうち、公式サイトで単独ページを持たない者やCDデビューしていない者に対しての総称である。

 

酷く簡潔に言うと『デビュー前のジャニーズ』な訳だ。

 

そんなデビューしていない『ジャニーズJr』を、なんと毎週観ることができる番組がある。

 

NHKで放映されている『少年倶楽部』。

 

 

なんとこの番組は、ジャニーズJrがメイン。

Jrがレギュラー出演できる数少ない番組である。

 

2000年から放映されていて、Jrである彼ら自ら司会進行を務めていたり、ゲストとして先輩が来たり、ちょっとしたコーナーを自分達で仕切って盛り上げる。

自分たちのパフォーマンスの番では、カメラへの目線やアピールを外さず、ファンへのサービスも行う。

 

 

デビューしてないのに、テレビへ出演し、『デビュー同等の振る舞い』をしている。

な、なんという実践の積み方、、、?凄い。

 

 

 

(突然だが)

私は昔からEXILEが好きで、EXILEのみならず2代目・3代目J Soul Brothers、GENERATIONSらのデビューの道程を追ってきた。LDH大好き少年だった。

 

彼らが所属するLDHでは、結成までには全国規模で行われる『オーディション』、そしてグループが結成されてからデビュー前の恒例儀式として『夢者修行』というものがある。

 

『オーディション』では、全国で行われる選考を勝ち抜いた精鋭達(それも歌は上手いしダンスはエグい猛者達)と合宿を行い、鬼トレーナーのレッスンを受けながら成長させていく。そうしてそこから数人が残り、グループが結成される。

 

そして『夢者修行』では全国各地を周り、モールの一角や野外ステージでパフォーマンスをする。観客への煽りを学んだり、時には自らアポをとってビラを配りステージを作ることもある。

 

自分たちでステージを設定し、お客さんを呼び込み、自分たちで考えたパフォーマンスをする。そうして全国を回るもんだから、実力はみるみる身に付いて行き、オーディションで集められた若者たちも『本物』へと変貌していく。

 

 

ジャニーズ?そんなのと一緒にするんじゃねぇ!こちらは本物じゃい!

、、、、と思っていたかつての自分。

 

 

 

歌って、踊る。

 

 

露出が多く、人気もある両者に共通している。

 

だが、アプローチがそれぞれであることに、ジャニーズにハマっていくことで分かった。

 

 

 

 

親の存在が大きいのだ。

 

 

 

 

EXILE擁するエンターテインメント集団のLDHは、EXILE HIROの存在。

 

かつて一世を風靡した『ZOO』の解散後、クラブで踊ったりやバックダンサーを経て、J Soul Brothersの結成。そして地方に飛んで営業をし、それでも観客が0のままダンスをした過去。

 

なんとか軌道に乗り、自分たちがやりたいことや夢を叶える場所であるよう、当時のEXILEメンバーで50万ずつ出資し『エグザイル・エンタテインメント』を起業。社長となり、現在の『LDH』となる。

 

 

 

 

そして数多くのタレントを抱え、長らくメディアの最前線に立つジャニーズ事務所は、言わずもがな 故・ジャニー喜多川の存在。

 

映画館で『ウェストサイドストーリー』を鑑賞して感動し、当時野球チームで教授していた少年たちへ、野球の練習そっちのけでダンスのレッスンを始めさせた。

喜多川は単なるタレント育成ではなく、ミュージカル俳優のような歌唱してダンスもできるマルチタレントの育成を目指した。

 

 

LDHグループはパフォーマンスで力を発揮し、男をも魅力する。LIVEではその力をさらに発揮し、観客を熱狂させる。

今やグループ活動に留まらず、ドラマや演劇、アパレルブランドや個展など、各々のグループやアーティスト、タレントの『やりたいこと』や『夢』を実際に形にし、届ける。

 

 

 

 

ジャニーズグループは、もはや青春だ。

Jrから、そしてそれを経てメディアへ出てくる彼らは、昔からの家族のようだ。それほどに昔からお互い切磋琢磨し、ライバルで、仲間だ。

LDHも、紛れもなく『青春』と言えるだろうが、アスリート並みのトレーニングをしている彼らより、ジャニーズの方がピッタリだろう。

 

小さい頃から多くの振り付けや楽曲を覚えて披露し、先輩と接しながら振る舞いを学び、ファンへサービスを送り、必死にアピールをする。彼らは青春時代の全てにそれらを捧げる。

 

だから、『ついにデビュー!』と謳い出てくる彼らは既にベテランの域に達していて、初々しさどころか驚くほどのクオリティだ。カメラに目線を忘れず、振りは間違わず、そして話を振られたらしっかり喋る。デビューの場でもしっかりパフォーマンス出来ているのは、そういう青春=過程があるからなのだ。

 

『歌唱もしてダンスもする』そして『マルチタレント』を目指したジャニーズは、今や司会者でほぼほぼ名を連ねるし、キャスター、コメンテーター、タレント業、、最近ではお笑いドリームの象徴である『M-1グランプリ』への参戦も話題になった。

 

 

 

『実力』よりも『魅力』。

 

ジャニーズ事務所からの退所劇が多くあった近年であるが、デビュー組ではエリート街道まっしぐらのKing&Prince、私の奥さんもハマった『SnowMan』、そして同時デビューを果たした『SixTONES』、そして彼らの後にはダンスの実力がジャニーズNo.1との呼び声が高い『TravisJapan』や、関西イチのキラキラ&顔面偏差値を誇る『なにわ男子』と既に人気のデビュー前のグループがまだまだ控えている。

 

びっくりするほどにそれぞれのグループで個性があり、違う。二番煎じ感がまるでない。それでいてそれぞれのメンバーがそのグループにイメージがピッタリなのだ。

 

創始者であるジャニー喜多川はこの世を去ったが、精神は受け継がれている最中。

 

 

この記事では勝手にLDHと比べたが、LDHにハマった理由が『実力』なら、私がジャニーズにハマった理由は紛れもなくジャニーさんが作りあげた『魅力』である。

 

苦しくもがいた過去があり、今が輝き、明るい未来もまだまだ控えている。

 

 

 

 

 

推しが止まらない、、、オタ活って大変だ

 

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『SnowMan』を知ったらジャニーズ沼にハマっていった話

 

 

『ジャニーズ』。

 

言わずと知れた、アイドル集団だ。

 

自分は昔から、ジャニーズには何だか偏見が有る。

『口パクじゃんか』『ダンスもそうでもない』『チャラチャラしてる』などと思っていた。

(だが中学生の頃『嵐』にハマり、CDも買っていた時期があったのは秘密)

 

 

そんな偏見を持ち続けたある日、私の奥さんがハマったのが『Snow Man』。

 

なんだ?雪男?9人組?知らん。

2020年1月、ライバルであり仲間の『SixTONES』と共にデビューしたばかりの超新星だそうだ。

 

そんなSnow Manを見て、奥さんが目を輝かせているのである。

 

 

CDは買い、出演しているTVは観る。一緒に住んでいるもんだから、自分も聴き、観ることになる。自分の趣味嗜好も認めてもらっているのだから、ジャニーズも観よう。

 

そんなこんなでその『Snow Man』の存在を知り、メンバーの顔も少しずつ覚えてきた。

 

 

 

とある日、1人でYouTubeを眺めていると、

 

Snow Manの『Crazy F-R-E-S-H Beat』という楽曲のDanceVideoがオススメで流れ着いてきたではないか。

 

どれ、そんなハマるのなら観て差し上げようじゃないか。ま、俺は騙されんけどね?まぁとりあえず見してみ?????

 


Snow Man「Crazy F-R-E-S-H Beat」Dance Video (YouTube Ver.)

 

すいませんでした。。。。。。。。。。

 

 

隊列は綺麗、振りと動きはもちろん角度まで9人ビッシリ。

 

 

YouTubeのコメント欄を読むと

『これが職人と呼ばれるSnow Man』。。

 

 

奥さんに興奮気味に

『ねぇSnow Manって凄いね!ダンスやばいよ!』と話したもんなら

『個々で忙しい為にそれぞれで練習し、このMVを撮った日に初めて合わせた』

『振り付けは全てリーダーの岩本照氏が担当している』

といった情報がジャブジャブ出てくる。

 

 

 

なにそれ??推す???推す??? 

 

 

YouTubeの『職人』というコメントや『メンバーに振り付け担当がいる』も合わさり、冒頭に語った『ダンスもそうでもない』がいとも簡単に即座に覆された。

 

 

そしてなんと、歌もべらぼうに上手い。

 

メンバーの渡辺翔太を筆頭に、あろうことか(?)みんな歌が上手い。

 

 

 

YouTube配信も行っていることもあり、MVやライブ映像で見せる表情とはまた別の顔を見ることが出来て、またギャップにハマっていくわけだ。

(まず、ジャニーズでYouTubeチャンネルがあったことに驚き) 

 


Snow Man「脳トレ王は誰?」超楽しかった!

 

 

 

 

色々と調べていくと(+教えてもらうと)、

 

・ジャニーズジュニア歴が15年のメンバーがいる(普通は心が折れる)

・2012年に結成で、下積みが長い

・ダンスとアクロバットが得意なグループ

・ただ下積みが長い分、その実力は物凄いので、先輩方のバックに引っ張りだこでむしろデビュー組より忙しい

・元は6人だったが、2019年に新メンバーとして3人が加わっている

・加入の経緯として

6人は「Snow Manを守るため」「どんな形であれ、Snow Manとして夢をつかみたかった」「いままでのグループが全部なくなってしまったから、このグループだけはどうしても守りたかった。」「どうにか頭ひとつ抜けさせるにはこの方法しかないと思ってた。」と、9人でやっていく決意をした。

 

そして、2019年6月、ジャニー喜多川の病室で、滝沢秀明からデビューを告げられた。

 

 はい、すいませんでした。。。。。。。

 

 

2012年から誰一人欠けることなく苦労や悔しさを乗り越え、愚直に実力を伸ばし続けた。さらには覚悟を決め、今まで確立してきた自分たちに新しい血を加えた結果、デビューを掴んだ、、、全然チャラチャラしてないじゃないか。

 

 

 

え、、、推すしかないのでは、、、、?

 

た、頼む、、、若き自分を、、、天下のジャニーズを甘く見ていた自分を殴ってくれ、、、頼む、、、、、

  

 

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『先生を消す方程式』の高橋文哉がヤバくて怖い

 

いつの間にか大きなコンテンツになっていた『平成ライダー』を『ジオウ』が盛大に時を盛り上げ、令和1号ライダーとして『ゼロワン』が時代の始まりを飛び立ち、今や『セイバー』が物語を綴っている。

 

そんな令和1号ライダーとして立ち上がった『ゼロワン』が終了し、早2ヶ月。

 

TVシリーズの物語自体は終わったものの、コロナ禍の影響もあり脚本の消化不良感が否めない…(しかしまず撮り終えてくれたことに感謝、、!)

だが時代は止まらず進んで行き、変わっていく。

 

時代が変われば、毎年恒例である『キャストの卒業』がある。(映画が残されているので完全な卒業ではないが)

 

『ライダーは役者の登竜門』なんてイメージがあるが、今となってはまさにその通りである。

クウガ』のオダギリジョーから始まり、『電王』佐藤健、『W』菅田将暉、『フォーゼ』福士蒼汰、『ドライブ』竹内涼真、、、映画やドラマの主演、CMにも起用され、今や特撮出身者をテレビで見ない日はない。

 

えっ、この人ってライダーだったの?!なんて最近はよく言われる。(その度に特撮オタクムーブを発動させる癖をなんとかしたい)

 

 

そんな中、ゼロワンから飛び立つのは

飛電或人を演じた 高橋文哉だ

 

 

 

 

(ネタバレ有り)

ゼロワンの終盤、悪意の増幅から悪意の権化・アーク様へと成り果てた飛電或人。

お笑い芸人として登場した最初期、、そしてひょんな事から就任したものの、イチ社長としてヒューマギアを信じ、ZAIA・滅亡迅雷net.と戦い続けた飛電或人がまさかの闇堕ち。笑いを織り交ぜ、輝く目でヒューマギアを信じた姿とは真逆。哀しみ・怨み・怒り…負の感情を背負いに背負った演技が光りに光った。

 

 

 

ライダーでは、野上良太郎のイマジン憑依や白ウォズ・黒ウォズであるように『演じ分け』で抜群に評価される。

 

佐藤健や渡辺圭佑の演じ分けは見事で、渡辺圭佑はジオウメンツの中でも特にドラマへちらほら出ているし、佐藤健は、もう、何も言わんでもご存知のはず。

 

そして、先程記述した『闇堕ちした飛電或人』も演じ分けに入るだろう。

 

 

ライダーの主人公らしからぬ変顔をかまし、ウケるウケないのギリギリを攻めた(?)ギャグを連発し、物語のスパイスになり続けた飛電或人。

 

そんな飛電或人があんな悪どい顔に顔になるなんて誰が想像しただろうか。

悪どい、って言うより、悲しみを抱えながら怒り・悪意を増幅させた表情、声のトーン、、、凄い。凄いぞこれは。想像を超えてきた。

 

、、、そんなこんなで最終回を終えたゼロワン。

 

ゼロワンロスに陥り、セイバーになかなか移入出来ずにいた矢先、高橋文哉のSNSにて『先生を消す方程式』への出演情報が発表される。

 

 

不敵な笑みを浮かべる田中圭も気になってたけど、高橋文哉が出る!これは観る!!!

 

そしてなんという優等生ムーブ、、、カッチョイイ!!観る!!!

 

…と見始めたら、とんでもない。

 

一番ヤバイじゃないか、こいつ…

 

 

 

(ざっくり、)新しく担任としてやってきた田中圭演じる教師を生徒があらゆる手を使って消そう、という図式。

そんな生徒側のラスボスはおそらくこの高橋文哉演じる『藤原刀矢』という人物。

 

 

 

ゼロワンでの『闇堕ち』とは違う、

これは『サイコパス』。

 

怒りを爆発させるでもない、

高圧的な態度でねじ伏せるでもない、

理不尽な暴力を振るい暴れ狂うでもない、、

 

先生や仲間に優しく寄り添う善意の塊かと思いきや、

笑顔で悪魔の様なムーブを放つサイコパス

 

 

クラスの副担任の先生を特撮の先輩・山田裕貴が担っていて、ヒャッハー系の狂ったサイコパスを演じている。中々に強烈であるが、高橋文哉はそれをも薄くするような恐ろしさである。

 

 

何が良いかって、

睨みをきかすような演技ではなくて、あの感情の無い目。言葉。

仲間の一味に明るく振る舞いながらエグいことを言って聞かせる恐怖、父親を笑顔で脅すあの恐怖、、君、役者として新人じゃなかった?

 

 

ゼロワンの前作『ジオウ』での渡辺圭佑演ずるウォズの『へ?君新人じゃなかった?』も凄かったが、高橋文哉、あれ子ども達泣くよ?

 

 

 

『先生を消す方程式』主演を務める田中圭も、もちろん流石である。

何年もの間、ドラマに出ずっぱりだと言うじゃないか。作中での長ゼリフで生徒を問いただす…いや、追い詰める様は流石、緊迫感があり惹き込まれ、こちらまで呼吸を忘れる。

 

しかし、ゼロワン上がりの高橋文哉に釘付けになる。

 

ゼロワンでの正義の主人公を演じている姿を観ているからか。アーク様へと成り果てた飛電或人を観て驚いているからか。ライダー出身の俳優を追いかけてしまうのがオタクの使命だからなのか。

 

そんなことは無い。

 

それ抜きにしても、ありゃ、凄い。

 

 

ドラマはどんな展開になるのか。サイコパスなのか、それとも違う部類なのか。

そしてこれからの演技派俳優・高橋文哉に期待したい。

 

(そして、ゼロワンの映画も待ち遠しい!『悪の教典』でハード系サイコパス教師を演じた伊藤英明氏とのバトルにも注目!)

 

追記:田中圭演じる先生がゾンビになって生徒を追いかけ回し挙句の果てにゾンビ姿で授業を始めるというゲロ吐くほどのクソバカドラマでした。面白かったです。

 

https://www.toei.co.jp/movie/details/1217416_951.html

 

土曜ナイトドラマ『先生を消す方程式。』|テレビ朝日

 

 

仮面ライダーゼロワン Blu-ray COLLECTION 3<完>
 

 

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