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思いついた時に、雑に記していくブログ

初めて家族が増える。コロナ禍の妊娠のことと、爆誕するであろう我が子へ思うこと

Family Song

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数ヶ月後、娘が産まれる。正確に言えば、娘の可能性が高いだけで、まだ息子の可能性もある。でもいずれにしろ、『家族が増える』。

 

昨年に家庭を築き、順調にいけば今年は家族が増えることになりそうだ。

 

 

 

 

 

正直に言うと、『子どもが産まれる』という実感があまり無い。

 

昨年、『来年には終わっているだろう』と思いきやまだまだ加速して悪化しているコロナ禍。そんな中、妊娠したので当然妻と共にクリニックへ検診に行く。しかし旦那である自分は駐車場まで送り、あとは待つしかない。子どもが産まれる実感が無いのは、コロナのせいで検診へ一緒に立ち会うことが出来ないことが大きい。非常に大き過ぎる。

 

クリニックから出てきた妻が、『お腹の中の子、このくらいらしい!』『心臓の音聴いたよ!パクパクパクって、早いの!』と目を輝かせて言うが、『お、そうかそうか。』とおそらく妻にとっては微妙な反応しか出来ない。ただこれは、嬉しくない訳じゃない。僕にとっては『悔しい』という感情に近い。

 

もっと分かち合いたい。エコー写真だって先生の説明を聞きながら頷きたいし、心音だって実際に聴いてその場で感動して泣きたい。憎きコロナ。コロナ禍のおかげで、それが体感できない。どうしても、悔しい。

 

ただコロナ禍のおかげもあって、むやみに外には出さないし一層感染症には気をつけているので、健康には未だ問題なし。このまま無事に出産まで日が進んで欲しい。同時に順調にお腹も大きくなり、実感があまりなかった自分でもやっと『子供が産まれる』という事実を直視している。

 

そんな中で、『子どもにはどう生きて欲しいか』が頭をよぎる。

 

自分の理想として、『子どもの人生を親の人生にしてはいけない』が浮かぶ。その理想を掲げる中で、産まれてくる子にはどんな子になって欲しいか。また、子どもに聞かれる質問や希望してくる事柄に、どう答えたらいいか。

 

 

 

 

ついこの間まで放送されていた、藤原竜也主演『青のSP』第9話では、毒親を成敗するストーリーがあった。毒親とは、子どもに悪影響を及ぼす親のこと。子どもの人生を支配したり、直接的・間接的に傷つけたりする。劇中には、『あなたには才能がある!』と言い聞かせ、芸能活動をさせる親や、帰国子女がいる学校へ進学希望の娘に、家業を継がせるため医学部付属の学校に進ませようとする親が登場した。いずれの親も『あなたの為を思ってるの!』が決まり文句だ。子どもの気持ちなど考えず、自分の理想を押し付ける。

 

『青のSP』は学校教育の現場の話。教師がそんな毒親を持つ生徒と対面したら、どう言葉をかけれるのか。果たして『やりたいことがあるなら突っ走ってみろよ』と背中を押せるか。

藤原竜也演じるスクールポリスの嶋田隆平は、その毒親に放つ。『あんたは娘を利用して人生の生き直しを図ろうとしているだけだ』、『家族の病理は連鎖する。いま断ち切らないと、彼女は一生あんたを恨んで生きることになる』。これはドラマなので、藤原竜也が親に説教したら秒で改心し『ごめんね…』と子どもに駆け寄りハッピーエンド。なんでやねんチョロいやないかいと感じるが、現実の毒親は聞き分けなど聞かないし改心もしないから『毒親』と呼ばれるんだろう。だが、脚本が打ち出す問題提起自体は、酷く生々しい。

 

毒親からしたら、子どもには自分で出来なかった最高の人生を歩ませてあげよう!という優しさだ。ただ逆をいえば、『自分にとっての最高の人生を子どもには生きてもらおう!』という最悪のエゴになる。

 

仮面ライダースーツアクターになりたかったけど身体が硬くて諦めたから子どもに!ジャニーズに入ってキラキラしたかったけど無理だったから子どもに!EXILEに入りたくてオーディション受けたかったけど無理だったから子どもに!これらは全部自分の夢だったが、そんなつまんないことは押し付けてはいけない。押し付けたところで、子どもに自我が芽生えた時や子どもが親の手を離れる時、親も子も後悔する。その前に、親として気をつけなければならない。

子どもの人生を、親の人生にしてはいけない。

 

追い風

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  • ロック
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話は変わって。

いつか『将来の夢は〇〇〇〇!』と言う日が来るだろう。そんな時、どんな反応を返せて、どんな助言を、又はどんな風に背中を押せるのか。

 

近年頻繁に話が挙がる『子どもがYouTuberになりたい』と言い出したらどうするか問題。

 

うちでは最近、毎晩のようにYouTuberのパイオニア・HIKAKIN大先生の動画を観る。妻がハマっていて、お腹にいる子どもはHIKAKIN大先生の声を聴いて大きくなっていると言っても過言ではない。

 

まぁ、、その影響はないと思うが、いざ『パパ、将来はYouTuberになりたい!』と言い出したらどうしたもんか。

 

2021年現在、今やYouTuberは立派な『職業』になっている。少し前までは『好きなことで、生きていく』を打ち出したことでしばしば『お金を稼ぐことを舐めている!』と叩かれていたが、、HIKAKIN大先生のセルフ密着動画でみるように、YouTuberにも色々な技術や知識が必要だ。

メンタリストのDaiGoは『iPhoneひとつで自分の膨大な知識を話す動画を撮り、編集無しでYouTubeで流す』と言う手法で大成功しているが、大体のYouTuberは動画をある程度の機材で撮り、視聴者が見やすいようにテロップや効果音を入れ、注目するサムネイルを作成し、場合によってはマイクを購入し音声も気にする必要がある。編集も、慣れていないと一本の動画で数日かかるだろう。そうしないと、今のYouTuber業界ではどうしても埋もれてしまう。

 

HIKAKIN大先生だって、内容は商品紹介だったり挑戦系の企画を、持ち前のユーモアと細かい編集で自身を『YouTuber』として確立した。(最初こそスーパーマリオのビートボックスで一躍有名になったが)

 

『なんか楽しそうだからYouTuberになりたい』なのか、『色々なステップを踏む必要があるのをわかった上で、YouTuberになりたい』なのか。全然意味合いが違う。

YouTuberだけにとどまらず、『カッコイイからスポーツ選手になりたい』『お金が稼げそうだから医者になりたい』にも共通することだ。

もっとも、目指す理由はカッコイイ、憧れる、で充分。果たしてそれを言い始めるのが小学生なのか、中学生なのか、高校生なのか。

 

自分でなりたいもの、やりたいことを見つけ、それに向かって進んで貰いたいが、背中を押すにしろ『分かった。やってみろ。』で無責任に押すのではなく、しっかりステップを踏んでいけるような後押しをしたい。

 

僕の仕事は YouTube

僕の仕事は YouTube

  • 作者:HIKAKIN
  • 発売日: 2013/07/19
  • メディア: 単行本
 

 

 

 

やってみて、失敗したらそれはそれで良いじゃないか。『死ぬ以外、かすり傷』という言葉を聞いた事がある。自分の人生に狂うほど熱中し、何度も挑戦したり失敗したりを経験して、どうか自分の生き方で、自分の形を見つけて欲しい。そこは、自分も負けてられない。ふらふらしてられない。

 

でもまずは、新たな家族が順調に産まれてきますように。旦那として、パパとして、頑張って奥さんを支えます。

 

あ、、成長してからのことを考える前に、産まれるまでに色々準備する必要があるから、まずはそっちだ。。まだ将来のことを考えている段階ではないかもしれない。苦笑

 

まぁ、、パパを経験して考えが変わるかもしれないが、それもかすり傷。やり直せばいいじゃないか。

以上、パパ未経験の理想でした。

死ぬこと以外かすり傷

死ぬこと以外かすり傷