頭空っぽにして酒を呑みながら観れる映画『バトルシップ』が俺は超絶大好きだ
『頭を空っぽにして観ると物凄く楽しめる映画』を教えてください。
— Sugar (@sugarblog_) 2021年4月20日
個人的NO.1は『バトルシップ』なんですが。#映画 #頭空っぽ #バトルシップ #教えてください https://t.co/bPFCjNrUeZ
この『バトルシップ』、最初に観た時の感想は『なんだかわかんねーけどすっげーおもしろかったー!』だった。
ついこの前まで『24JAPAN』、『君と世界が終わる日に』をボロクソに書き『もっと筋が通ってなおかつおもろい脚本と映像が観たいんじゃ!!!!!!!!』と言わんばかりの自己満足記事を書いておいて、、、でも僕はこのバカSFアクション、映画『バトルシップ』がとても大好きだ。
一回観て来てくれ頼む。吹き替え版がオススメ。
「キングダム 見えざる敵」「ハンコック」のピーター・バーグ監督が手がけ、エイリアンの侵略部隊と各国の連合艦隊が洋上で激闘を繰り広げる姿を描くアクション大作。ハワイ沖の太平洋上で大規模な軍事演習を行っていた、アメリカを中心とした世界各国の護衛艦隊の前に、突如として正体不明のエイリアンの母船が出現。地球側の呼びかけ応じることなく、侵略を始める。演習に参加していた米海軍の新人将校アレックスや、アレックスがライバル心を抱いている海上自衛隊の指揮官ナガタらは、弱点もわからない謎の侵略者と相対することになる。
まぁたらたらと映画の概要のコピペを済ませたが、要はエイリアンと艦隊のSFバトル映画である。
この映画、ストーリーが緻密だとか、アクションが凄いとか、エイリアンが怖いだとかそういうところを楽しむ映画では無い。『バカみたいなツッコミどころと、とんでもないVFXと勢いを楽しむ』というところで楽しむバカSFアクション映画だ。
しかしツッコミどころ満載のこのバカSFは、興奮するところまで持ってくほどのVFXと勢いが有る。
バカみたいなツッコミどころをひとつひとつ書き連ねると、マジで終わらない。
『バーーーーーーーーカ!!!!!!!!』って書いてあるようなアホデカ光線が地球からどこかの惑星へすっ飛んだところから映画が開始。サンクス。そしてその光線により、こちらの居場所がどこかの奴らに知られる。やがて飛んでくる5つの正体不明の物体のうち、1つは衛星軌道に浮かんでいた人工衛星となんとまさかの激突。アホ????中国、香港を中心として世界各地に落下、大規模な災害を惹き起こす。アホか?
とりあえずまぁ主人公のことだけど、クソのんだくれでクソニート、そして前科持ちというクソヤバ主人公。…いやまてよ、、こういう類の主人公は最後に立派に育って強くなるんだ、、打たれて強くなるんだ、、それがかっこいい主人公だ、、この映画が閉幕する頃には立派な『主人公』として君臨しているんだ、、、と思ったらタイトルコールのあとでいきなり大尉へ大出世。ゴラァ!!!!!!!!!!!!!!脚本家出て来いや!!!!!!!!!!!!!!
でもマジで頭おかしくないですか???????え??????コネだろ???兄貴のコネだろ????????出だしで大拍手です。最高。
ライバル役の浅野忠信も最高。吹き替えで観たけど、浅野忠信/CV浅野忠信も最高。浅野忠信の吹き替えの酷さを自虐してる浅野忠信本人が大好き。マイティ・ソーより遥かに出番が多いので凄い嬉しい。浅野忠信って、『唯一無二の日本人顔』しててかっこいいよね。劇中だともはや第二の主人公感出してて、浅野忠信が居なかったら途中で艦隊全滅させられてたであろう感じなので、本当に重要な役割。グッジョブ。
次は敵である宇宙人だけど、クソ弱い。太いアーマーみたいなの付けて怪力かまして人間吹っ飛ばすんだけど、光に弱いのが秒でバレて弱体化。そしてなんか色々映し出すメットみたいなの被っててテクノロジーが発達してるのかと思ったら地球の通信設備乗っ取らないとダメなのか貴様らは!!!!!!!!コラァ!!!!!!!!終盤ではアメリカ陸軍退役中佐のおっちゃんと格闘戦を行い、エイリアンが絞め落とされる。最高に面白いぜ!!!!!!!!!!!!!!!!
てかまずあんなバカでかい艦隊が海に飛来して応答もないのにドッカンドッカン大砲撃ちまくるわ撃ちまくるわ。返り討ちにあって早速艦隊の一隻が沈没。乗客全員死亡。大尉自らボートに乗って偵察しに行くからだコラ。
色々とツッコミどころはあるし、マジでわけわかんない映画だけど、その分、好きになる要素がバッチリある。
ガッツリ、『盛り上がる』。
前半は大砲の連打も効かず、返り討ちにあってしまいボロボロになってしまう艦隊も、懲りずに大砲連打。そして見事にスマッシュヒットし次々と撃破していく。もうここからは気持ちいいとしか言えない。艦隊が強くなったのか?エイリアンが弱体化したのか?いいや、流れと勢いで打ち負かしたのだ。ヒャッハー!!!!!!!
そして終盤も終盤。すでに役目を終え記念艦となっていた70年前の戦艦『ミズーリ』を使って反撃に出ることを提案。しかし旧世代の蒸気タービン推進艦であるため現役乗組員達だけでは動かす事ができないと反論される。だが、そこにリムパックを見に来ていたミズーリ退役乗組員の老人達が現れ、協力を申し出た。記念艦から戦艦へと復活したミズーリに乗り、アレックス達は最後の反撃に出る。
…激アツ展開!!!!物語の流れからたまたま居合わせていた、退役済みのはずのレジェンド乗組員が!!戦艦へと復活したミズーリを操り、エイリアンの戦艦をぶっぱなす。なんとも爽快な展開。
そしてレジェンドと戦艦を動かす準備に取り掛かると共に流れ出すAC/DCの『thunderstruck』。『アイアンマン』で育ったような大きな男の子達は、AC/DCが流れ出すと同時に血が騒ぎ泣き叫ぶように出来ている。
あとはやっぱり、圧巻のVFX。
男は大体、メカメカしいのが大好き。実写トランスフォーマーの変形シーンや実写アイアンマンMarkⅡの装着シーンは、男の血と成り肉と成っている。
あの、、、わかります??ンーーーガチャガチャガチャナナナナナ、ウィーナナナナガシンッ ってやつ。敵の戦艦がまさにそれで、ンーーーガチャガチャガチャナナナナナ、ウィーナナナナガシンッと意味不明の変形をかましてくる。それがもう最高。メカメカしく広がっていって、瞬く間に良い感じにまとまってく。ロマン。これぞロマン。マジで構造どうなってんの???って思うけど、制作側ももはや考えてないでしょあれ。でもそれが大好きです。ありがとうございます。おかげで今日も元気に生きられています。
エイリアンのVFXに対して、対する戦艦の動きもまた良い。エイリアンのテクノロジーでンーーーガチャガチャガチャナナナナナ、ウィーナナナナガシンッするんだけど、戦艦は戦艦でンンンーーーーーガシンッ、、、、ッドーーーン!!!!!!とアナログな動きで魅力してくる。金属と金属が擦れて巻き起こるあの音、なんで男は好きなんでしょうね?!?!?!最高です。
マジで、エイリアン側のンーーーガチャガチャガチャナナナナナ、ウィーナナナナガシンッと、戦艦のンンンーーーーーガシンッ、、、、ッドーーーン!!!!!!が交互に入り交じる。設定とか話の流れとかもぶっ飛ばして、それだけで観ている視聴者を熱くさせる。
マジで、ここまでで何回『最高』って使った?????元々語彙力は無い方だけれど、『さいこう』というアホ表現で伝えてしまう。最近の若者は何も考えず呼吸するように『エモい』とよく使う。『考えてから感想言えよバーーーーーーーーカ!!!!!!!!』と思っているが、もはや変わらん。僕はバカです。バトルシップ最高。大好き。
たまたま職場の同僚に『バトルシップが大好き』という話をしたら、『あっ、僕「ステルス」好きですよ!あれ頭空っぽです。』との情報を貰ったので、早速ヨダレ垂らしながら借りて観てみます。
バトルシップは、Amazonプライムで視聴可能。観れる期間は、その恩恵を存分に受けようかと。ありがとうAmazon。
頭空っぽにして楽しめる映画、他にもあったら教えてください。