SnowManにハマったらジュニアも気になりだした話と、勝手にLDH勢と比較してしまうお話
、、、というわけでハマった『Snow Man』。
Snow Manを初め、奥さんと様々なメディアを通じて発信されるジャニーズグループを見て
『SixTONES』を知り、
『推し』を知り、
『関西ジャニーズ』を知り、
ついには『ジャニーズJr』を知ることになる。
この『ジャニーズJr』を知ることで、さらにジャニーズへまだまだハマることを知らずに、また沼に踏み込んでいく。
『ジャニーズJr』とは、
ジャニーズ事務所に所属するタレントのうち、公式サイトで単独ページを持たない者やCDデビューしていない者に対しての総称である。
酷く簡潔に言うと『デビュー前のジャニーズ』な訳だ。
そんなデビューしていない『ジャニーズJr』を、なんと毎週観ることができる番組がある。
なんとこの番組は、ジャニーズJrがメイン。
Jrがレギュラー出演できる数少ない番組である。
2000年から放映されていて、Jrである彼ら自ら司会進行を務めていたり、ゲストとして先輩が来たり、ちょっとしたコーナーを自分達で仕切って盛り上げる。
自分たちのパフォーマンスの番では、カメラへの目線やアピールを外さず、ファンへのサービスも行う。
デビューしてないのに、テレビへ出演し、『デビュー同等の振る舞い』をしている。
な、なんという実践の積み方、、、?凄い。
(突然だが)
私は昔からEXILEが好きで、EXILEのみならず2代目・3代目J Soul Brothers、GENERATIONSらのデビューの道程を追ってきた。LDH大好き少年だった。
彼らが所属するLDHでは、結成までには全国規模で行われる『オーディション』、そしてグループが結成されてからデビュー前の恒例儀式として『夢者修行』というものがある。
『オーディション』では、全国で行われる選考を勝ち抜いた精鋭達(それも歌は上手いしダンスはエグい猛者達)と合宿を行い、鬼トレーナーのレッスンを受けながら成長させていく。そうしてそこから数人が残り、グループが結成される。
そして『夢者修行』では全国各地を周り、モールの一角や野外ステージでパフォーマンスをする。観客への煽りを学んだり、時には自らアポをとってビラを配りステージを作ることもある。
自分たちでステージを設定し、お客さんを呼び込み、自分たちで考えたパフォーマンスをする。そうして全国を回るもんだから、実力はみるみる身に付いて行き、オーディションで集められた若者たちも『本物』へと変貌していく。
ジャニーズ?そんなのと一緒にするんじゃねぇ!こちらは本物じゃい!
、、、、と思っていたかつての自分。
歌って、踊る。
露出が多く、人気もある両者に共通している。
だが、アプローチがそれぞれであることに、ジャニーズにハマっていくことで分かった。
親の存在が大きいのだ。
EXILE擁するエンターテインメント集団のLDHは、EXILE HIROの存在。
かつて一世を風靡した『ZOO』の解散後、クラブで踊ったりやバックダンサーを経て、J Soul Brothersの結成。そして地方に飛んで営業をし、それでも観客が0のままダンスをした過去。
なんとか軌道に乗り、自分たちがやりたいことや夢を叶える場所であるよう、当時のEXILEメンバーで50万ずつ出資し『エグザイル・エンタテインメント』を起業。社長となり、現在の『LDH』となる。
そして数多くのタレントを抱え、長らくメディアの最前線に立つジャニーズ事務所は、言わずもがな 故・ジャニー喜多川の存在。
映画館で『ウェストサイドストーリー』を鑑賞して感動し、当時野球チームで教授していた少年たちへ、野球の練習そっちのけでダンスのレッスンを始めさせた。
喜多川は単なるタレント育成ではなく、ミュージカル俳優のような歌唱してダンスもできるマルチタレントの育成を目指した。
LDHグループはパフォーマンスで力を発揮し、男をも魅力する。LIVEではその力をさらに発揮し、観客を熱狂させる。
今やグループ活動に留まらず、ドラマや演劇、アパレルブランドや個展など、各々のグループやアーティスト、タレントの『やりたいこと』や『夢』を実際に形にし、届ける。
ジャニーズグループは、もはや青春だ。
Jrから、そしてそれを経てメディアへ出てくる彼らは、昔からの家族のようだ。それほどに昔からお互い切磋琢磨し、ライバルで、仲間だ。
LDHも、紛れもなく『青春』と言えるだろうが、アスリート並みのトレーニングをしている彼らより、ジャニーズの方がピッタリだろう。
小さい頃から多くの振り付けや楽曲を覚えて披露し、先輩と接しながら振る舞いを学び、ファンへサービスを送り、必死にアピールをする。彼らは青春時代の全てにそれらを捧げる。
だから、『ついにデビュー!』と謳い出てくる彼らは既にベテランの域に達していて、初々しさどころか驚くほどのクオリティだ。カメラに目線を忘れず、振りは間違わず、そして話を振られたらしっかり喋る。デビューの場でもしっかりパフォーマンス出来ているのは、そういう青春=過程があるからなのだ。
『歌唱もしてダンスもする』そして『マルチタレント』を目指したジャニーズは、今や司会者でほぼほぼ名を連ねるし、キャスター、コメンテーター、タレント業、、最近ではお笑いドリームの象徴である『M-1グランプリ』への参戦も話題になった。
『実力』よりも『魅力』。
ジャニーズ事務所からの退所劇が多くあった近年であるが、デビュー組ではエリート街道まっしぐらのKing&Prince、私の奥さんもハマった『SnowMan』、そして同時デビューを果たした『SixTONES』、そして彼らの後にはダンスの実力がジャニーズNo.1との呼び声が高い『TravisJapan』や、関西イチのキラキラ&顔面偏差値を誇る『なにわ男子』と既に人気のデビュー前のグループがまだまだ控えている。
びっくりするほどにそれぞれのグループで個性があり、違う。二番煎じ感がまるでない。それでいてそれぞれのメンバーがそのグループにイメージがピッタリなのだ。
創始者であるジャニー喜多川はこの世を去ったが、精神は受け継がれている最中。
この記事では勝手にLDHと比べたが、LDHにハマった理由が『実力』なら、私がジャニーズにハマった理由は紛れもなくジャニーさんが作りあげた『魅力』である。
苦しくもがいた過去があり、今が輝き、明るい未来もまだまだ控えている。
推しが止まらない、、、オタ活って大変だ